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最近の活動


2003年11月11日 北摂総合病院にて

  北摂総合病院Grand Roundの名誉ある第一回目の講義を依頼されて行いました。 「開業家庭医の診療」と題して、私の家庭医としての哲学と活動を語りました。この病院の木野昌也院長は大阪医大の6年先輩で、ここ数年いろいろな活動で協力関係にあります。


2003年9月14日 
京都にて

 Practi-Med Japan, 2003に参加しました。この催しは、聖路加財団、ハーバード大学、それにニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの3団体が協力し、昨年の東京に続き、今回は京都で、全国のプライマリ・ケアに携わる医師の勉強会として、 開いたものです。私の役どころは、400人の参加者を確保するための広報担当でした。 何とか350人の参加者を確保でき、ホッと胸をなで下ろしました。
13日の夜に、懇親会を関係者のみで行ったのですが、大御所、日野原先生に、その労をねぎらわれ、感激しました。さて、この週末の金曜は、巣鴨のビジネスホテルに泊まり、土曜のフォーラムでの講演を終えて、夕方、新幹線で一路京都へ、30分遅れで、都ホテルでの懇親会出席、そのまま都ホテルで宿泊で、翌日は午前8時から、午後6時まで勉強会と、超ハードスケジュールでした。しかし、さまざまな人との出会いもあり、疲れより満足感をより多く感じた週末でした。


2003年9月13日 
東京、日本医師会館にて

  医療評価機構フォーラム シンポジストの一人として、「診療所研修の試み」と題し講演をしました。今年は、このタイトルでいろいろな所で講演しましたが、話す場が徐々に全国区に移行しています。それほど、この分野への関心が高まっているのかなと思います。基調講演をされた、東海大学の黒川清先生や、その他のシンポジストの先生方との情報交換も有益なものでした。


2003年8月10日
「家庭医療学会夏期セミナー」長野にて

  前日のJECCSの講義を終えた直後、新幹線に飛び乗って長野に向かいました。今回は 家庭医療学会(以前は研究会)になって始めての役員会がありました。選挙で選ばれた新しい役員も参加し、これまでより活気のある役員会でした。長野の夏は湿度が低 く気持ちよかったけれど、行き帰りの特急信濃は揺れがひどくて大変でした。


2003年8月9日
「JECCS循環器専門ナース講義」大阪にて

  このセミナーも今年で3年目です。毎回、全国から20〜30人の看護士の方々が集まります。今年も私の出し物は、「心臓神経症の鑑別」です。今年は、マックのプレゼン・ ソフトであるキーノートを使って講義してみましたが、なかなか好評だったようです。


2003年7月19日
大阪府医師会勤務医部会30周年記念講演会 大阪にて

 シンポジウム「新たな時代、新たな出発ー勤務医の役割と問題点」の中で、「これからの医師の育て方」と題する講演をしました。2004年からのプライマリ・ケアに重点を置いた卒後研修義務化はあくまで過渡期的な改革であるとの内容のことを喋りました。


2003年7月19日 
New Primary care Doctor (NPD)の会 大阪にて

 「家庭医の活動」と題して、これまでの海外での活動と、それを現在の診療にどう生 かしているかを講演しました。聴衆は、全国から集まったプライマリ・ケア志向の新 規開業医師の皆さんで、懇親会での質問は熱がこもっていました。 同日に二つの講演会ですが、時間がずれてあったので、可能でした。懇親会も両方掛け持ちしましたので、さすがのタフネス木戸も疲れました。


6月28日(土)
大阪にて No Side Conference

 私が事務局を務める、プライマリ・ケアの勉強会です。
今回は千葉県の亀田総合病院家庭医療学科の岡田唯男先生をお招きし、米国のマネジドケアについてのお話しをしてもらいました。 岡田先生は、つい数年前まで米国で、家庭医療学のレジデンシーおよび、それに引き続いて医学教育のフェローをされていました。したがって、新鮮な体験からの話であったことと、教育のプロであることからの、プレゼンテーションの巧みさから、非常に印象深く、かつ分かり易い講義でした。


2003年6月21,22日 
日本プライマリ・ケア学会、札幌

 今回の学会総会で、常務理事に推薦されました。これまでは、学会誌の編集などの実務には携わっても、理事職などのオフィシャルな役職からは逃げ回っていました。しかし、年齢からしても、そうそういつまでも逃げ回れるわけがないので、今回はお引 き受けしました。一端引き受けたかぎりは、全力を尽くすつもりです。


2003年2月11日
第6回「プライマリ・ケアを語ろう大阪」

 開業医活性化を計るテーマということで、医師・医学生の診療所研修の実施というテーマを取り上げました。まず、祭日の午後、参加者に木戸医院に来ていただき、研修の現場で臨場感を味わってもらいつつ、診療所実習の実際をお話ししました。その後、 場所を新大阪のホテルの会議室に移し、研修者の感想文を紹介しながら討論しました。 私の話に続き、当会の世話人の一人、外山先生から、2004年からの臨床研修義務化に伴う、さまざまな制度上の問題を、公開資料をもとに討論してもらいました。 雨の祭日ということもあり、参加者は20人あまりと少し寂しい数でした。しかし、参加者は少数精鋭といった感じで、熱心な討論が交わされたように思います。


2003年2月7日  東北大学総合診療部(仙台)にて
「北米と日本の家庭医」

 東北大学総合診療部の集中講義に招かれしゃべってきました。このテーマはしゃべり慣れたものなので、特に問題はなく、学生の反応も良かったです。私の他に二人演者がいました。仙台で往診クリニックを開いている川島先生と、岩手県沢内村で30年間、村民の健康増進に独創的な活動をしてきた増田先生です。
川島先生の話は在宅診療の哲学的な背景で、非常にユニークな切り口が印象深かったです。増田先生は、あの有名な沢内村健康増進課の成功物語をスライドなしで訥々と語られました。三人三様で、なかなかいい人選だったようです。講師同士のネットワーク構築も、招待講演の楽しみの一つです。


2003年1月15日
京都大学総合診療部講義「米国レジデント研修の光と影」

  光と影とタイトルを付けましたが、主に影の部分を語りました。レジデントの過酷な トレーニングによるさまざまな弊害を、米国でベストセラーになったいくつかの書物を資料にして、解説しました。もちろんその背景の米国の社会的な事象も語ったので すが、20代前半の学生にとって米国の70年代はもう古代史に属するようです。ベトナム戦争はかろうじて覚えていても、Watergate事件って何かの汚職事件だったっけという感じでした。でも、第二次大戦後の歴史は自国も含めて面白いんだけどなあ・・・ 。

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木戸友幸
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